主役だけど主役じゃない!?
“名脇役”にスポットを当てた、異色の『バイプレイヤーズ』!!

日本を代表する名脇役たちが「本人役」を演じるリアリティドラマ――。その斬新な設定が当初から話題を呼んだ『バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~』(全12回)は、2017年1月13日から3月31日までテレビ東京系「ドラマ24」の深夜枠にて放送された。遠藤憲一、大杉漣、田口トモロヲ、寺島進、松重豊、光石研……いわゆるコワモテで渋い役を演じることが多い6人のバイプレイヤーが見せる、等身大のチャーミングな魅力と、百戦錬磨のプロフェッショナルならではの芸達者ぶり。「どこまでが素で、演技なのか?」という虚実皮膜の面白さが味わえる本シリーズは、出演者たちの新たな魅力と卓越した実力を改めて知らしめ、またかわいらしいおじさまたちの姿が女性視聴者を中心に「最高の癒やし」との支持を獲得するなど、大きな反響を呼んだ。

このシーズン1の爆発的な人気を受け、シーズン2『バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~』が2018年2月7日に放送開始。しかしバイプレイヤーズの精神的リーダーであった俳優・大杉漣が、放送期間中の同年2月21日に急逝。突然の訃報を受けたキャスト・スタッフ陣は、大きな悲しみの中で混乱しながらも、「とにかく最後までドラマを完成させよう。」「大杉漣さんならそう思うはずだ」と一丸となり、撮影半ばだった最終話をメイキングの映像などを使いながらも完成させた。